丸亀駅 カフェステーション
昨晩は12時頃にホテルに戻りすぐに寝た。いつもなら7時には目が覚めてしまうのだが、目覚めて時計を見ると9時を過ぎていた。爆睡していたようだ。二日酔いはまったくない。慌てて帰る支度をするが、飛行機の時間に間に合わない。丸亀から高松空港まで、車で行けば一時間もかからないのだが、リムジンバスでは一時間半以上かかる。間に合わない。仕方ない、飛行機を遅らそうとするが、午後便はJALもANAもすべて満席だ。
最近、どこも飛行機が混んでいて、席が取りづらくなっている。それで参加を諦めた事業もある。景気が良くなっている証拠だろう。しかし、急いでホテルを出たものの、岡山からの飛行機に間に合う列車は一分前に発車していた。こうなると新幹線しか選択肢がない。次の列車までは四十分以上もある。
朝飯を食べよう、それもうどんが食いたいと思い、駅の周りをウロウロするが、飲食店はすべて閉まっている。喫茶店が一件、開いているが、何か違う気がする。駅に戻ると「軽食・喫茶」の文字が目に入った。私はパンより和食派だ。ダメ元で駅に入り、奥に進むと喫茶店があった。
モーニングメニューには「讃岐うどんセット」がある。喫茶店のうどん。普通なら食べないが、ここは讃岐だ。本場だ。何か違うかもしれないと、一抹の期待を持って店に入った。
店は喫茶店だ。地元客が思い思いにコーヒーを飲んでいる。うどんを食べているものはいない。ドラムとピアノが置かれていて、ミニライブなども開催するのだろうか。
メニュー
店員にうどんセットをオーダーする。ドリンクはレモンティーだ。
うどんといなり。五十路の食事としてどうだろうか。成分はほぼほぼ炭水化物だ。山の中のうどん店に行った時にも感じたことだが、香川県民の食生活は体に悪い。病気になる。実際、香川県は糖尿病罹患率が全国1位だ。高松に住む友人は、血液検査でhab1cが14だったという。6を越えれば糖尿だ。どうしたらそんな数値がたたき出せるのだろうか。彼は言った。
「あんな、糖尿だけど、インシュリンは出てるから、痩せろ言われた。それで、うどんを食べるときは二玉でなく一玉にしたり、うどんと一緒におにぎりとかいなりを食べるのをやめたりとかな…」
讃岐うどんセット
なんで、すべてうどんが中心なんだ?そもそも、そんな食事してたら病気になるのは当たり前だ!
喫茶店で食べるうどんは、讃岐でも、沖縄でも、埼玉でも変わらないと思う。いなりが付くのを除けば。
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)