ポテトチップとサラダ

青森駅 呑みくい屋 さん ポテトチップス

青森市古川 呑みくい屋 さん

夜のとばりがすっかり落ちた青森駅前、新町商店街。時刻は間もなく18時。今夜の食事は会食である。青森市民数名と会議をしながら飯を食う。

こういうときは写真やメモを記録するのが困難である。一人ゆっくり食べるのであれば、なにも問題がない。数名で単に飯を食ってる時もなんとかなる。

だが、少々込み入った話をしながらする食事は記録が困難である。

日曜日の夜はどこに行っても閑散としている。店も開いていない。銀座ですら同様だ。加えて新柄コロナウイルスとやらで人通りは通常時と当社比で90%減だ。深夜とさして変わらない雰囲気である。

ホテルから徒歩数分、指定された店は「呑みくい屋 さん」である。

店は二階に位置する。階段を上りドアを開けると、細長い店内。右手がカウンター席、左手がテーブル席だ。入口からは見えない一番奥の席に案内された。出席者は全員がそろっていた。

メニュー

店の入口にメニューが掲示してあった。刺身、サラダ、焼き物メニューである。品数は少ないがツボを押さえたセレクションとも言える。愛飲する角ハイボールが飲めることに安心した。

揚げ物は肉類、魚介類、野菜、豆腐、チーズとバリエーションが豊富だ。一品料理の貝焼き味噌がここが青森であることを再認識させる。当然、青森だから日本酒には大好きな田酒(でんしゅ)も用意されている。うれしい。

飲み放題付きのコースも用意されている。ボリューム満点と自慢するだけはありそうだ。私にはヘビーだ。もっと少量で十分である。若者向けなのだろう。

会食が始まった。やはり議論をしながらでは写真を撮るタイミングを逃してしまった。蕎麦焼きがき、いわゆるガレットのようなものか。タレも少々カツオの香りがする。

刺身は臭みなく、どれも自然な味わいだ。高血圧で減塩必須の私は刺身に醤油をつけずに食べる。周囲が驚く。そうだろう、ここ青森は塩分過多の土地だ。日本の最短命県なのだ。血圧なんて、そんなの関係ねー!のであろう。

シーザーサラダ

議論が少々落ち着いてきた。私も少し余裕が出てきた。シーザーサラダのドレッシングを別皿に出してもらった。先ほどの刺身の件で皆が減塩について理解してくれたようだ。

ドレッシングをかけずにサラダを食べる。これではシーザーサラダではなく、プレーンサラダチーズトッピングであろうか。少々水菜が多い気もするが野菜がみずみずしく、レタスの食感と香りが素晴らしい。

んまい。

タコのから揚げ

これまた美味である。今が旬なのであろうか。酒に合うので、ついつい箸が進んでしまう。

付け合わせのマヨネーズがうれしい。私に許された数少ない調味料だ。塩分が非常に少ないのだ。酸味とコクをプラスして味の変化を楽しむことができる。

揚げたてポテトチップス

少し厚めのポテトがカラッと揚げてある。塩分控えめ、うまみ調味料も使っていない、自然な味わいだ。自宅でも作ることがあるのだが、メニューの通り、こいつは揚げたてがうまい。

蕎麦の実餃子

このあたりから記録も記憶もない。話はすでに本日の主題と関係なくなっていた。どうでもいい話はなかなか盛り上がるのだが、後に残らない。蕎麦の実を使った珍しい餃子である。

ウインナー盛り合わせ

ボリューム的にまだ満足できなかった。炭水化物を食べるわけにもいかないのでソーセージをチョイス。

ごちそうさま

リーズナブルな価格でカジュアルな職を楽しむことができる店だ。観光客向けではない、地元民が普段使いする飲食店だ。居酒屋というよりはダイニングバーである。

私のようなおひとりさまでも、ゆっくりと食事を満喫できるだろう。

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