料理:中華料理

江戸時代、幕府は鎖国政策により海外との交流を禁じました。交易を許可されたのは松前、対馬、長崎、薩摩(琉球)のみ。長崎の出島から伝わった中国大陸の料理を日本人の口に合うようにアレンジしたのが中華料理と言われています。

対して本場と同じように豊富な調味料を駆使した味付けの料理を中国料理と呼ぶこともありますが、「いそぐる」ではすべて中華料理としました。

中華料理と言えば広東、四川、上海、北京が有名ですが、最近ではこれ以外の地方の料理も広まりつつあります。個人的に食べたことがあるのは東北、潮州、海南、華南、西域(ウイグル)などなど、日本人の口に合う料理も、イタリアンのようにトマトを多用する地域もあります。特に西域料理は大好きです。日本ではなかなか食べられないのが残念です。

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