徳島県徳島市 徳島ラーメン いのたに 中肉・玉子・ライス

徳島ラーメン いのたに

那覇から福岡経由で徳島へ向かう。飛行機は少し遅れて福岡空港に着いた。乗換口に案内される。次の便は…685メートル先だと?歩いて9分弱だ。急がねば。頑張って歩くが、遠い。なんせターミナルの端から端まで歩いてるのだ。さらにゲートからバスに乗り、飛行機に搭乗する。機内には知り合いが何人も乗っていた。自分の席に着くと、後ろの乗客の口臭がキツイ。あー、いやだいやだ。

徳島空港に着くと、機内にいた知人ら三人とレンタカーに乗り合わせた。全員、昼食を摂っていないので、徳島ラーメンを食べに行くことになった。それも、ブームの火付け役である「いのたに本店」だ。外は大雨。時刻はは十四時半。混んでる要素が見当たらないが、明日は休日なのが不安要素だ。

迷うことなく店に着いた。駐車場が三箇所あるのだが、店の前に車をつけることはせずに、一番離れた駐車場に停めた。停めやすかったのだ。いのたにの店構えはいたって質素。おしゃれ要素は一つもない。質実剛健でもない。ただの食堂だ。男衆四人で店に入る。まずは食券を買うように指示される。

メニュー

メニューは四択。サイズの違いのみ。トッピングは玉子のみ、サイドメニューはライスのみ。思い切ったラインナップだ。食券機にあるのは小盛、中盛、大盛、中肉、大肉の五択だ。

「何を食べればいいですか?」

男衆から質問が出る。言い出しっぺの私には、彼らを満足させる答えを出す義務がある。

一つ、徳島ラーメンには玉子を入れる。
一つ、徳島ラーメンはオカズである。
一つ、徳島ラーメンはチャーシューを使わない。

ここから導き出される答えは「中肉、玉子、ライス。」である。カウンターに座り、お母さんに食券を渡すと、ご飯にたくあんをつけるか質問される。特に問題もないので「はい。」と答える。

壁には芸能人のサインがビッシリだ。すでに亡くなった方や塀の中に入ってしまった人もいた。

ラーメン 中肉・玉子・ライス

こんな時間でも、並ぶ人はいないものの店はほぼほぼ満席だ。調理場からラーメンがどんどん運ばれてくる。やがてカウンターのお母さんが各自のコップの上にレンゲを置き始めた。ご飯が出てくる。そしてラーメンがやってきた。

まずはスープを一口。さらっとした油少なめの豚骨醤油。どろっとしてない。味もそれほど濃くはない。パンチのない優しい味だ。もう一口。こいつが何かを思い出させるのだが…そうだ、沖縄そばだ。このスープは沖縄そばのような優しい味がするのだ。もう一口、ああ、美味い。スープが進む。最近、こんなスープのラーメンをよく食べている気がする。

麺も食べなければ。太さは普通の縮れ麺だが、ストレート麺に見えるくらい縮れは弱い。固くない麺にスープがよく絡む。スープだけでなく、卵のの白身も絡めながら食べる。黄身を割るのは最後なのだ。いのたにのラーメンにチャーシューはない。入っているのは肉だ。こいつの味が濃いので飯が食いたくなる。ようやくライスを口にする。おお!こいつは紛れもなくおかずだ。

オカズになるラーメンとして考案された徳島ラーメン。なるほど。富山ブラックラーメンもおかずとして考案されたと、先日、富山で聞いた。中国人が醒めた目でラーメンライスを「主食に主食。」とぶった斬るが、そんなことはない、大家们(皆さま)このラーメンはオカズなのだよ、うははははははは!と声高らかに笑いたくなるというものだ。

麺を食べ、スープを飲む。肉と麺を一緒に食べるとご飯が食いたくなる。ハシ休めにたくあんをかじる。ラーメンに胡椒を入れると味のアクセントになるが、入れすぎ注意だ。最後は卵の黄身を潰して麺とスープに絡めてフィニッシュだ。スープを全部飲むのは無理だった。腹がいっぱいだ。

徳島ラーメンは何度か食べたが、もっとこってりしていた印象があった。それを吹き飛ばすいのたにのラーメン。また食べに来たいぞ。

徳島ラーメン いのたに

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