地鶏や
品川インターシティーでの不動産セミナーも無事に終了し、夜は打ち上げだ。本日の会場は新橋の「地鶏や」。浜松町からは将監橋をまっすぐ北上し、マッカーサー道路を右に曲がってすぐの場所にある。この道がそうなのか。戦後間もない、GHQの時代に計画された都道のために、マッカーサー元帥が計画に関与していると誤解された道路だ。正確には都道環状二号線。いわゆる「環二」である。
メニュー
店に入ると入口近くのテーブルに通された。店内はそれほど混んでいなかった。土曜日だからだろうか。平日ならば予約を取るのが困難であるとネットには記載があった。
さて、何を食べようか。
そりは絶対に食べなければならぬ。鳥の一番うまい部位である。え?売り切れ?まだ七時なのに?無念。それでは別のものを食べることにしよう。
サイドメニューも充実しているが、やはり鳥肉を使っていない料理はかなり限定される。ねーさんはささ身と何が食べれるんだろうか。とにかく注文しよう。まずは乾杯だ。
もろきゅう
調味料は梅とニンニク味噌の二種類だ。きゅうりがうまい。生野菜はいいよね。
オニオンスライス
玉ねぎが甘い。北海道産だろうか。調味料のポン酢との相性が抜群だ。焼き鳥の箸休めにもすごくいい。
オクラミョウガ
山形名物「だし」によく似ている。酒というより、ご飯が欲しくなる一品である。トマトスライスも甘くてうまい。
さあ、焼き鳥だ、肉を喰らうぞ。
鶏皮塩
串にはたっぷりの肉も付いていて、食べればまさにカリフワ。適度に脂が落ちていて食べやすい。塩加減もいい。
ワサビささ身
ねーさんのワサビささ身が出てきた。これしか食べられるものがないらしい。
なかおちとハラミ
柔らかくしっかりと肉の味がするのに脂はさっぱり。七味がよく合う。ハラミは柔らかいが、適度な脂がのっている。これまた鶏肉の味を堪能できる。焼き具合もいい。
どの串も具がでかい。食べ応えがすごい。
レバー
すごい。ネットリと食感なのにふっくら。臭みなく、独特な旨味を心行くまで味わえる。ひさびさに素晴らしいレバーを食べた。胸肉も美味い。塩加減が絶妙。ふっくらジューシー。何食べても美味い。
スティックカツ
ハイボールの炭酸が抜けて話にならないので、生レモンサワーに切り替える。うん、いいね。焼き鳥にはレモンサワーが鉄板なのだ。そして最後はスティックカツ。チキンを沖縄天ぷらのように細長く切ってカツにしたものだ。酒のつまみにはこの方が食べやすいかもしれない。
ああ、鶏肉を堪能した。腹がいっぱいだ。今日はラーメンは不要だ。店を出ますか。
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)