心空 ぶっかけ蕎麦

札幌 西20丁目 蕎麦心空 ぶっかけそば

蕎麦 心空

本日は札幌支店に10時半集合。午後からは自分が担当するセミナーが開催される。九月中旬の札幌はすっかり涼しく、半袖は無理だ。ジャケットを着用しないと肌寒い。セミナーの会場設営とリハーサルを終えた頃には昼前になっていた。13時半からは受付開始なので、スタッフが順番に食事をとることになった。

さて、自分の番だ。会社役員の一石さんと一緒に食事に向かう。蕎麦屋が近くにあるというので、ああ、駅の方にありましたね。なかなか美味かったですよと言ったら、会社のとなりに蕎麦屋ができたという。

今年の初めにはなかった店だ。

店構えは私の好みだ。美味そうな蕎麦を食わしてくれる気がする。これは楽しみだ。

メニュー

店に入るとテープル席に案内された。最初の客らが帰った後だろうか、あまり客はいなかったが、テーブルやカウンターに食器が置かれたままだ。大将が一人で店を切り盛りしている。仕事も丁寧に、悪く言えば遅いというか、ゆったりと言うか、要領が悪いのか、なかなか次に進まない。カウンターの食器を片付けてる間は待つしかない。

そして、ようやく水とメニューが運ばれてきた。大変だなあ。メニューを見る。ぶっかけ、これに尽きる。一石さんは天ぷら蕎麦をオーダーした。

カウンターが片付いたからだろうか、どんどん客が入ってくる。近所に住んでいる人がほとんどだ。店はみるみる満席になった。しかし、注文は取っていない。時間がかかることを伝えても、みんな店に入ってくるのだ。

ぶっかけ蕎麦

出てきたそれは、ぶっかけというより冷かけだ。そういえば、狸小路のどんの蕎麦も同じスタイルだった。北海道では、このようなぶっかけが一般的なのだろうか。麺は更科風の細麺。私の好みだ。まずは一口。うん、いいね。喉越し良く、滑らかな蕎麦がするっと胃に入っていく。つゆも好みだ。

具は海苔、かつお節、天かす、ネギ。これらをぐちゃぐちゃっと混ぜ、蕎麦をすするのがぶっかけの醍醐味だ。もう一口。うん、美味い。一石さんも美味い、美味いと蕎麦を食べていた。沖縄では日本蕎麦店自体が少ないから、蕎麦の美味い店となると、数える程しかない。若い人には蕎麦の食べ方を知らない人もいたりする。そう言えば、沖縄で初めて丸亀製麺所ができたとかも、食べ方が分からない人が続出したと、地元の知り合いから聞いた。

奥の方に酒が置かれていた。なかなかのコレクションだ。これは夜に来てもいいかもしれない。

時間もないので二人ともそそくさと食べると店を出た。美味い蕎麦を食べると幸せになる。頑張ろうという気になる。さあ、セミナー本番だ。

蕎麦心空(食べログ)

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