帯広は今日も雨
何故だろうか。帯広に来るときは、たいてい雨の気がする。うさぎのしっぽに行った時も雨が降っていた。ダイニング簾で飲んだ時も土砂降りだった。その前に釧路から帯広に寄った時は、雨は降らなかったが、地震が起きた。
六年前に帯広に来た時は天気は良かったのだが。
帯広と言えば、なんと言っても肉と野菜だ。市内に港はないが、隣町には沢山あるから、海鮮物も豊富である。チーズやスイーツも有名だ。バターサンドの六花亭や生キャラメルで一世を風靡した花畑牧場。最近はラクレットチーズでブレイクしている。
本来であれば、旅先でしっかりと地元の食を堪能するのだが、今回は勝手が違った。特急列車スーパーおおぞらで帯広に向かった。
十勝藁焼 炉端の一心
本日の夕食。通りすがりの居酒屋で飲んでしまった。
漬物盛り合わせ。
厚岸の牡蠣は美味い。
ネギまみれ厚揚げ焼きをオーダーしたら出てきたのはカツオまみれ。いいよ、食べるよ。
なんとかレモンサワーのメガ杯を無理やり作ってもらった。でかい。
北海道のとん平焼き
翌日の昼は緊急会議で、ランチミーティング。食事は喫茶店のカレー。レトルトを使っているようだ。なんだかなあ。
夕方は四時から開いている串カツ屋に行って飲む。開店前に人だかりができていた。客の中にこの店のオーナーの知り合いがいるらしく、電話で話していた。
「お前の店の前、人だかりができてすごいぞ。早く開けろよ!」
特に北海道らしくもない串カツを食べる。とん平焼きにキャベツが入っていることに驚くが、北海道では普通らしい。むしろ道民に聞き返された。
「キャベツ入ってないの?」
うん。入ってないよ。
北海道の謎がまたひとつ。
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)