ステーキヒカル

沖縄県那覇市松山 ステーキヒカル 特上A(200g)

ステーキヒカル

沖縄では締めのステーキは有名だ。双璧は二つ。ジャッキーか88(はちはち)。そこに割り込んできた新興勢力がサウザンドステーキだ。さらに今、新星が現れた。

ひかるステーキ。

馴染みのキャバ嬢から話は聞いていた。美味いらしい。そして今日、取引先に誘われてここに来た。和牛が食えると言う。

ほう。千円で和牛。本当だろうか?

和牛が食えると連れてこられたその店の看板には、確かに書いてあった。

WAGYUと。

沖縄初!オーストラリア産WAGYUが食べられる店なのだと。

はあ。

わぎゅう、ですな。パチモンですか。

メニュー

いやいや、美味いと評判の店だ。先入観は捨てて、食べてみようじゃないか。

さて、なにを食べようか。例によって食券機だが、酔っている上に一人じゃないので、焦らずに済む。ふははははは。

取引先は千円の赤身を食べるという。ならば私は、この特上Aをいってみましょうか!

で、特上Aって何?店員に尋ねる。

「食券機の右上に書いてありますよね。」

そんな冷たい言い方しなくても…なになに?焼肉で言うと特上カルビの部位で、一頭から2キロ程度しか取れない部位だと?なるほど、三角バラか。いわゆるチャックリブだな。いいだろう、特上Aをミディアムレアで持ってこい!

「サラダとスープとライスはセルフです。」

我々は肉を喰らいにきたのだ。ノーサンキューなのだ。ハイボールとステーキがあれば満足なのだ。

特上A ミディアムレア

きたきた、まずは私の三角バラお肉ちゃんがジュージューと音を立てながら、あつあつの湯気を吹き出しつつ登場なのだ。

続いて取引先の赤身だ。しっかりと焼き目がついている。これも他のステーキ店とは差異化を図ってるところなのか、肉へのこだわりなのか。

さて、ニンニクおろし醤油でいただくとしよう。ナイフを入れる。やわらかい。食べてみる。る。おお!脂と肉にニンニクの香りと醤油の塩気が相まって、口の中に味わいが広がる。美味いやないけ。肉、ハイボール、肉、ハイボールのローテーションを機械的に繰り返す。二千ベロではほとんど食べていないから腹が減って当然なのだ。締めと言ってもまだ午後8時なのだ。沖縄では夕方なのだ。

ごちそうさま

完食。帰りますか。店を出て取引先と別れた。なんとなく、お土産を買って帰りたい。テビチ屋本舗に行き、ハイボールを飲みながら、お土産用の揚げテビチができるのを待つ。プレーンとイエローだ。家に帰って、妻と一緒に食べよう。けいたまも食べるかな。

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