串揚げ盛合せ

那覇市泉崎 串カツ酒場 ごんぞう 午後三時から開いてます

安室奈美恵ラスト

午後は仕事で那覇市内に出た。安室奈美恵のでっかい垂れ幕ですっかり有名になった琉球新報本社に立ち寄る。入口に「新聞は売り切れました。」と立札が置かれている。

なんで?

新聞社に新聞を買いに来る人なんているのだろうか。そんなものコンビニに行けばいくらでもあるだろうにと思ったのだが、どうやら、安室奈美恵のでかい写真がお目当てらしい。そういえば、自宅の沖縄タイムスでも新聞二面を縦にぶち抜いて、安室奈美恵の写真がカラーで印刷されていたが、妻がきれいだからとおもちゃを入れる箱に折っていたような気がする。ファンには垂涎のものでも、興味がない沖縄県民も少なくない。会社にも転がっているのではないかな。

その琉球新報社ビルの屋上を見せてもらう機会があった。国際通りが奥まで見える。すごい。戦後間もない頃はこの両脇に掘っ立て小屋しかしかなかたのだろう。奇跡の一マイルと呼ばれた道だ。今では観光客向けのぼったくり通りだ。ロクでもない。

那覇市泉崎 串カツ坂場 ごんぞう

会議が終わり、交流会の時間だ。本日の会場は「串カツ坂場 ごんぞう」である。以前、この場所は「きしみ~る」という店だった。アジア系の料理が充実していて好きだったのだが、オーナーが店を閉じて、知人に貸したのだという。新装開店したばかりの店だ。ちなみに二人とも知人だ。なのでお祝いも兼ねて店を訪れたのだ。看板に書かれているオヤジは店主だ。

15時開店で八時間飲み放題。つまり、閉店まで飲み放題。これはすごい。太っ腹だ。うちなんちゅーはコスト志向が強い。飲み放題には容赦ない。別の店で飲み放題のラストオーダーを聞かれて、このように答えたヤツがいた。

「ハイボール20杯にジョッキ生15杯。」

その後、二時間も店に居続けた。

階段を上がると店のドアがある。ここを開ければ店内だ。内装はきしみーる時代とあまり変わらない。居抜きで借りたな。奥のテーブル席に案内された。

メニュー

さて、何を食べようか。これは今日のおすすめだな。

レギュラーメニューも充実している。お、うなし豆腐があるではないか。食べたい!こいつがまた、美味いのだ。自宅近くのサンエーで扱っているので、ちょくちょく買って帰る。

サンエーで販売されている宇那志豆腐

自宅では揚げ豆腐にしてしまうが、冷ややっこはどうだろうか。美味いに違いない。白い奴(やつ)は強いのだ。連邦軍の新型なのだ。

食事を楽しむ

予想にたがわぬうまさだ。同席者も旨い旨いと食っている。自宅でも冷ややっこで食べてみよう。

なんてことのない、生ピーマン。味噌とマヨネーズを混ぜ、つけて食べると、みずみずしくて甘みのあるピーマンの味とマッチする。これはクセになりそうだ。やるな、ごんぞう。ちなみに店長の名前は権蔵ではない。

串カツ盛合せ。どれを食べても旨い。衣は薄め。串カツの基本だ。店主は居酒屋などの飲食店をいくつか経営している。しばらく顔を出していないが、居酒屋もなかなかのもので、知人を連れて行っても喜ばれることが多い。

揚げものの友には生野菜が不可欠だ。きゅうりのたたきがうまい。さわやかな味覚が口の中をさっぱりさせてくれる。自宅でも作れるのだが、実をたたくと飛び散るので、作るのが面倒くさい。

はい、定番どーん!鶏のから揚げ。文句なし。唐揚げに美味い店はあっても、不味い店はそうそうない。ジューシーな鳥肉にレモンを絞る。みずみずしい付け合わせのサラダが嬉しい。肉と生野菜はつかず離れずなのだ。

厚揚げ豆腐。島豆腐を水で切って揚げたものだ。我が家の食卓では定番料理だ。外はカリカリ、中はトロトロなのだ。旨し。

モズクの天ぷら。外はカリカリ、中はしっとり。これだよ、これがモズク天ぷらだよ。中までカリカリなのは失敗作なのだよ。

呑みも食いも堪能した。安くていいねぇ。このコスパなら繁盛するだろう、気づけば店内は満席だ。さて、我々は次に行きますか。

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