長野駅 信州長屋酒場

長野県民の先輩と仕事の打ち合わせと情報交換を兼ねて会うことになった。長野駅で待合せた後に、雨の中、連れてこられたのはこの店。

入口がなんか変だ。のれんの位置が低すぎやしないだろうか。

え？

くぐるの？

店内

１メートルほどしか高さのないドアを開けて、頭を下げてよっこらしょとくぐると広い店内があった。

靴は脱いだままでいいという。客が来るたびに太鼓を叩いて、席まで案内するシステムだ。

案内されたのは奥のカウンター席。感じのいい若い女性がいろいろと説明してくれる。

「以前はこんなかわいい娘たち、いなかったけどな。オーナーが変わったのかな？」

メニュー

さて、何を食べようか。この店のコンセプトは長野をすべて味わえる、というものだ。刺身はいいとして、野沢菜の天ぷらなんて珍しい。ここは信州、締めは蕎麦だ。

お通し

お通しはミニ味噌鍋。レベルが高い。インパクトもある。

シーザーサラダ

野菜も食べないと。シーザーサラダ。シャキシャキしてみずみずしくてうまい。

シカ刺身

シカの刺身だ。個人的にシカ肉が好きなのだが、なかなか食べる機会がないので、うれしい。

山賊焼き

山賊焼。鳥のももを醤油だれにつけ、片栗粉をつけて揚げたものだ。焼き物ではない。揚げ物である。信州オリジナルとのことだが、全国的に山賊焼きは存在する。先月は北海道砂川市で山賊焼きを食べた。沖縄の番所そばにも山賊そばがある。テレビで見たことがあるのは、山口県の「いろり山賊」。もちろん名物は山賊焼。

野沢菜天ぷら

野沢菜の天ぷら。少し冷めてるせいか、カリっとサクッとではなく、沖縄のもずく天ぷらのように中はしっとりしてるのが残念。

いろいろと話が盛り上がり、飲んでいたらおなかがいっぱいになってしまった。締めの蕎麦は食べられそうにない。残念。今度からは最初に蕎麦を食べることにしよう。