ロティサリーチキン

東京都港区 三田駅 Farmer’s Chicken ロティサリーチキン

Farmer’s Chicken ファーマーズチキン

妻とランチを食べてから、自宅を後にして東京に来た。着いたのは夜だ。メシだ。社宅が満室のために、今日はホテル住まいだ。昼はガッツリとラーメンライス餃子を食べてしまったので、夜は軽いモノにするしかないな。そうなると肉か。それもチキンだ。もしくは豆腐。焼き鳥か唐揚げと言ったところか。店が見つかるかな。

中華料理店はたくさんあるが、今日は気分ではない。ラーメンは昼間食べた。居酒屋はなあ、大きな店に一人で入っても、微妙な気分になる。三田駅近辺を徘徊すること30分。何度かチラ見した店に入る。ロティサリーチキン。おそらく食べたことのない料理だと思われる。ここで食べてみよう。

メニュー

店内はカウンター7席のみ。テイクアウトもできる。さて、何を食べようか。メニューを見る。当たり前だがチキンオンリーである。ならば、ここはロティサリーチキンハーフセット、ライスをサラダ大盛りに変更である。

なんとなくトッピングにハラペーニョを追加。ドリンクは優しい味が大好きな麦芽100%ハートランドビールである。

ハートランドビールで乾杯

カウンターの中ではマスターがたっぷりのローズマリーでローストしたチキンをカットして、プレートに置いた。こうやって温めるのか。

ロティサリーチキン

さて、目の前に置かれたロティサリーチキン。初めて聞く料理名なのだ。 大盛りサラダは野菜がみずみずしい。酸味控えめの、少し甘い、爽やかなドレッシング。私好みの味だ。ビールが進む。

パリパリの皮からは香ばしいローズマリーの香り、肉は塩味、じっくりとローストされて味がギュッと詰まっている。これだけでも美味いが、ハラペーニョを合わせと、さらに味わいが広がる。辛みが後に引く。力強い肉の味も負けていない。拮抗と言うよりは、しっかりと手を取り合って、お互いの魅力を引き出しあっているかのようだ。

ポテトはバターがたっぷりしみたよう、おそらく鳥の脂だ。うまい。半身だと様々な部位を味わえるのもいい。

角ハイボールが濃いので炭酸をもらう。うーん、これ、角なのかな。あの独特の甘みがないような。

気が付けばカウンターは満席だ。若い男性の二人組に女性の一人客。奥の席には中国人女性の二人組だ。私以外は卵焼きをつけている。私だけが酒を飲んでいる。ハーブライス、トースト!晩御飯を食べる若い人ばかりだ。酒を飲むおっさんは私一人だけ。中国人女性はベーコンエッグ付きだ。

日本人は黙って食べている。カニを食べるが如しだ。中国人はずーっと喋りながら食べている。BGMは落ち着いたアメリカンポップス。トイレは洋式。温水洗浄便座ではない。

角ハイボールをお代わりする。グラスに注がれた酒のボトルは…ジョニ黒だ。メニューには角ハイボールと書いてある。ジョニ黒を炭酸で割ったものを角ハイボーとは呼ばない。言葉の意味を理解していないのだろうか。

すべて食べきって満足だ。ひとりのみにも最適だ。次回は玉子とベーコンをセットにして食べたいものだ。

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