厚揚げ焼き

東京都港区芝 居酒屋かけはし 晩酌セットと串焼き

居酒屋かけはし

夜は予定がキャンセルになったので、一人でのんびり。昨晩はゆうたまが一時半まで寝てくれなかった。妻は午前0時には力尽きて、歯も磨かぬままに寝落ちしていた。ゆうたまの背中スイッチが敏感で、寝せてもしばらくすると起きてしまう。そして、目が覚めたのは5時57分。まだ鳴らぬアラームを止め、ゴミ出しと出張の準備を妻と一緒に済ませると、七時に予約しておいたタクシーに乗り、空港に向かった。そして、冒頭に続くのだ。

このような経緯から、午後は恐ろしく眠かった。仕事を済ませ、社長のサプライズバースデー企画を済ませ、会議を済ませると午後六時だ。社宅に着くと、すぐに一時間ほど寝てしまった。

目が覚めた。腹減った。どこで何を食べようか。思い浮かばない。いいや、とにかく外に出よう。大雨だ。歩きたくない。一番近い店にしよう。それがここ、居酒屋かけはしだ。

お通し

魚の皮と野菜のポン酢和え。コリコリした食感とさっぱりした味付けに玉ねぎのほのかな辛味がマッチして美味い。

メニュー

焼き鳥が食べたいと思っていたが、こんなに身近にあるとはまさに灯台下暗し。ビールを頼むと、壁に晩酌セットなるものを見つけたので、そちらに切り替えてもらう。小鉢とはお通しのことだった。

トイレは二階にある。温水洗浄便座ではない。

せせりとぼんじりを塩で注文する。トマト天ぷらも気になるが、次回にしよう。

鶏皮塩

串二本の鳥皮はかりふわ。ところによってトロトロ。脂の甘み、焦げ目の香り、七味をかけていただく。食べ終わったらビールで口の中を洗い流す。

美味い!

もも肉も焼き加減がよく、柔らかくて噛むと肉汁溢れコクがある。ビールに合う。

厚揚げ焼き

中が熱いから注意するように言われる。見た目が随分とごつい。外側はカリカリだ。半分に割る。中身は熱々のトロトロだ。口の中で溶けていく。本当にこれは厚揚げ焼きなのか?厚揚げを素揚げにしたものではないだろうか。

とにかく美味い!

ぼんじり

脂の塊と言う人もいるが、好みは人それぞれだ。塩加減、焼き具合のいずれもよし。美味い。噛めば噛むほど味わい深くなる。酒が進む。せせりも期待を裏切らない。弾力のある締まった肉から、コクのある肉汁が脂が口の中に広がる。少しギトギトするが、酒で洗い流せば無問題。

今さらながら本日のオススメを見つける。アジに鯖。いいねえ。でも肉を食べ過ぎたわい。唐揚げも頼んでしまった。ならばここは焼きそら豆だ。好物なのだ。

スタッフは中国人の店員2名のみ。対応がすこぶる良い。気持ちいい。言葉がぶっきらぼうなのは仕方がない。それに私は中国語には親近感が湧くからこれまた無問題。客にも中国人がいるかと思ったら、こちらは韓国人だった。国際的な店だ。

あれ?調理をしてるのも中国人だ。マジか?和食のクオリティ高いぞ?!

酒が進むからトイレが近い。一杯飲むたびにトイレに行ってる気がする。

鶏肉唐揚げ

味付けはいいのだが、揚げ過ぎだ。敗因は簡単。肉が薄すぎる。もっと厚みのある切り方をすればジューシーに揚がるのに。残念。あれ?二個目は美味い。肉が少し厚めだ。

だからよー。(沖縄の方言。「ほら」「そうでしょ?」みたいな感じで使う。)

カウンターの水槽を泳いでいるグッピーが気になる。稚魚がたくさん。親魚に食べられないよな。

焼きそら豆

塩をつけるとそれはそれで美味いのだが、つけ過ぎてしまう。ちょこっとつけただけでも塩が立ってしまう。何もつかない方が好きだ。豆の甘みと風味がたまらない。塩をつけた後に食べると物足りなさもあるが、ほんの頼った方だけの塩でも、しょっぱく感じる。どうしたものか。

そうか。豆を塩につけるんじゃなくて、豆に塩をつければいいのではないか?指に塩をつけて、それを豆に少量つける。

おお、塩加減、絶妙!これはいい!

何事も発想の転換は大事だ。ものの見方を180度変えるだけで世界が変わることは珍しくない。コップの底に顔があってもいいじゃないか。

唐揚げも肉が薄かったのは最初の一枚だけだった。他は美味かった。

お腹いっぱい。おあいそお願いします。こんな近くにいい店を見つけた。また来よう。

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