瓢喜 香水亭 京橋店
この店は何回目だろうか。会食にはいい店だ。しかも、今日は香水亭だ。向かい側には姉妹店の瓢喜がある。ここしばらくは瓢喜を使うことが多かったが、最初に使ったのは香水亭の方だ。久しぶりなので、少し嬉しい。
あえてそうしてるのか、入口が分かりにくいのがこの店の特徴だ。自動ドアを開けるとまっすぐの廊下。今日は二階の部屋だと言う。階段を上ったところにある個室だ。すでに配膳が終わっている。ま、高級弁当みたいなものだ。
ランチ
食事が始まると、ご飯と赤出汁が運ばれてきた。ちりめん山椒だ。好物なのだ。向かいの席に座る社長が糖質制限を始めたと言い、ご飯の上のちりめんだけ食べていたので、朝飯を食べれなかった私は、ご飯をもらうことにした。
おかずは刺身に豚しゃぶサラダ、湯葉刺しにサワラの幽庵焼き、つぶ貝煮付け、卵焼きに揚げ物。どれも美味い。献立は瓢喜と変わらないはずなのに、やはりこちらの方が美味い。あちらは何か冷たいというか、味わいが単調というか、何か事務的に作りましたみたいな味がするので、食べていても余り印象に残らないというか、義務的に食べているというか、味わえないというか、とにかくあまり好きではない。
それが香水亭だと、見た目には変わらない気もするのだが、なぜか味わい深く、食べていて嬉しくなる。特に玉子焼きがいい。弁当に入っている、あの機械が作ったような、固くて単調な味ではない。ふっくらとしていて、玉子の甘みが引き出されている。他の料理も同様だ。食とはこうでなくてはいけない。
やっぱり、今後は香水亭をメインにしよう。次が楽しみだ。
東京 京橋 瓢喜 香水亭
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)