福岡市 博多駅 肉匠 太平楽 もつ鍋定食 ランチ

肉匠 太平楽

さて、午後の会議までに飯を食おう。博多駅で食べるしかないが、重いカバンを持ったままの移動はつかれるので、ホテルに荷物を預ける。博多駅は徒歩二分圏内にいくつものホテルがあるので便利だ。

さて、何をたべようか。

ホテルも会議場もデイトスの向かい側にある。地下の飲食店街で食べたことがないので、足を運んでみた。

これか。

地下街の店を一通り見てみよう。最初に目についたのは、これ。天ぷら。フグもある。しかし夜も和食で魚介だから、パスだ。いずれは食べに行ってみたい店だ。

他に何があるのか。地下街を奥に向かう。ん?もつ鍋か。うん。やはり本場で食べると美味いものであろう。一人で鍋が食べられるのも、さすが福岡。これにしよう。

カウンター席に

カウンター席に通されると、もつ鍋定食をオーダーする。カウンターにはIH調理器が埋め込まれている。なるほど、これなら片付けも掃除も楽である。一人鍋なら火力も問題ないはずだ。

数分後、私の目の前に定食一式が用意された。

店員がIHヒーターのスイッチを入れる。吹きこぼれたら混ぜて、5〜6分放置するとのことだ。薬味は唐辛子とニンニク。

火力がすごいと思っていたら強すぎたらしい。店員が弱めてくれた。これから5〜6分放置とのこと。麺は中身を食べてから入れるとのことだ。再び火を弱められた。

煮えるのを待つ。煮詰まりやしないかすこ心配だが、言われた通りにしよう。キャベツがだいぶ透明になってきた。そろそろ食べてもいいだろうか。鍋を見た店員が一言。

「そろそろ食べられます 。お出汁も美味しいから一緒に食べてください。」

なるほど。では、いただくとしよう。野菜に出汁がよくしみて、モツの脂と相まって美味い。センマイとミノは歯ごたえよく、臭みない。サガリは柔らかく、シマチョウを噛めば脂の甘みがぎゅっと滲み出る。

ちゃんぽん入れて火を強くする。IHなので楽だ。
茹で上がったので保温に切り替える。

うどんとラーメンの双方のいいとこどりしたちゃんぽん麺は滑らかでツルツル。スープが絡むというよりスープを吸って旨味を急着させているかのようだ。

隣で食べている客は韓国人だろう。日本人はもともと四つ足を食べない。ホルモンを食べるようになったのは明治以後だ。しかしアジア地域では何千年も前から四つ足を食べてきた。ホルモンの食べ方も様々だ。特に大陸での食事からは、日本におけるホルモン料理の歴史の浅さを否応にでも実感させられる。

歯ごたえがありながら口の中で溶けていくシマチョウはとちゃんぽん麺の組み合わせが最強だ。野菜の旨味とホルモンの甘みが滲み出た鰹出汁の優しいダシが胃にしみる。高級なスープだ。

体が温まる。唐辛子や激辛料理の時の汗の書き方が異なる。、全身から汗が吹き出る。鍋料理なのだ。キムチはスープと正反対の味だからこそ、いい箸休め、アクセントになる。

完食だ。美味かった。暑い。

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