博多駅 ザ・ダイニング 萬喰(ばんく) 活き烏賊コース

懇親会 ザ・ダイニング 萬喰(ばんく)

本日の懇親会場は会議会場から徒歩3分。博多駅筑紫口の真ん前にあるホテルの地下である。会議が17時まで。懇親会は18時まで。一時間もあればホテルにチェックインができるだろうと思っていたのだが、チェックインに向かったのは一人だけで、あとは皆、帰るという。近場の参加者は遅くなってもタクシーで帰れてしまう。

え?

店に電話をして開始を17時半に早めてもらう。会場の片付けを済ませてから店に向かう。ホテルに入り、下りエスカレーターに乗る。ちょっとしゃれた地下街になっているのか。

エスカレーターを降りて、右手に行くと店の入口があった。

メニュー

入口には本日のメニューが書いてある。さすが九州、魅力的な料理が数多くある。糸島豚にきびなご、明太子、大分のりゅうきゅう!こいつは魚の漬けをご飯にのせ、たっぷりの薬味といただく料理だ。琉球が語源とも言われているが、諸説あり、定かではない。

だが、今回は会費制のコースだ。私個人の意思の入る余地など許されないのだ。世の中は理不尽なのだ。悲しいことだ。

一番奥の個室に案内されると、すでに大部分が席に着いており、飲み始めていた。

「別料金だから。」

ひとりが言う。当たり前だ。飲み放題は17時半と店員に念押しして、私もビールをいただく。乾杯の練習だ。17時28分。ホテルにチェックインしに行った参加者が来て、全員がそろう。戦闘開始、いや、のみほタイムの始まりだ。

乾杯!

刺身盛合せ

まずは刺身。人数分。サーモンに甘エビ、カンパチ。

食べたくない。

「食べてくださいよ。」

手をつけずにいたら、隣人から皿を下げたいから早く食えと催促される。手狭なテーブルを有効活用したいんだそうな。あー、仕方ない。食べるか。こんなもんだろう。やっぱりサーモンと甘エビは道外で食うもんではない。カンパチは好きではない。

活き烏賊

玄界灘と言えば呼子の烏賊。しかし、型が小さいなあ。予算のせいなのか、大きな烏賊が獲れないのか。北海道でも近年は烏賊が不漁だと言う。特に真イカ、いわゆるスルメイカが獲れない。活きているから実はもちろん透明だが、身が薄い。食べてみる。食感はいいのだが、甘みがない。イカの身は死んでから熟成が始まってうまみが出る。タンパク質がアミノ酸やイノシン酸などの旨み成分に変わらなければ、甘さは出ない。

活き烏賊のげそは天ぷらにして食べるべし。こちらは文句なしに美味い。塩で食べてもいいが、大根おろしたっぷりの天つゆにつけてあつあつのご飯にのせたくあるが、夜の炭水化物は厳しいお年頃なので、我慢なのだ。

ピリ辛手羽唐揚げ

ここら辺から味を覚えていない。スパイシーだった記憶がある。なんせ空きっ腹で17時過ぎから飲んでいる。すでに一時間経過した。会議の続きは懇親会で、などと言っておきながら、一部を除いて、まったく関係ない話で盛り上がっているが、内容はひとつも覚えていない。

ま、懇親会はこんなもんだ。

穴子の竜宮まんじゅう

これなに?

外国人、おそらくネパール人と思われる店員に尋ねる。飲食業界は人手不足が激しく、外国人なしではやっていけないよなぁ。

「りゅっ○△※×#%&$…」

聞き取れない。なに?

「あの、りゅっ○△※×#%&$…」

わかんない…困った店員は日本人の店員を連れてきた。

「竜宮まんじゅうです。」

穴子の竜宮まんじゅう、とのことだ。お味の方は、と。うーん、微妙。

アイナメと季節野菜のホイル焼き

こんなものが出ていたのか。見た記憶も、味の覚えもまったくない。食べずに写真を撮っただけかもしれない。このあたりから記憶がかなり曖昧だ。

リブロースステーキ西京焼きと地鶏のもも焼き

食べた記憶があるが、味はまったく覚えていない。おそらく、ステーキしか食べていない。

辛子高菜ごはん

炭水化物だが、味見したくて少しだけ食べた。残念なことに味の記憶は一切ない。

二時間が経ち、飲み放題タイムの終了を告げられた。さて、二次会に行く人は誰だ?店の手配よろしくね。

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